辻隆 株式会社クロスプロジェクトグループ 代表取締役~たった1度の人生だから・夢のスキー界に飛び込んだ社長

会社

ウィンタースポーツ事業を展開

冬になるのを待ちかねてスキーやスノーボードに興じる人も多いのではないでしょうか。スキーの本場であるスイスの雪がガリガリとしていて削るように滑らなくてはならないのとは対照的に、日本は「パウダースノー」と呼ばれるフワフワの雪質であり、国内外の観光客を呼び込みます。
国内のスキーのメッカである長野県白馬村で1999年に設立した株式会社クロスプロジェクトグループは、スキー場を中心としたウインタースポーツ事業や観光事業、スポーツに関するスクールの運営やレジャー施設の運営、スポーツ用品の輸入及び販売、イベントの企画に力を入れる会社です。グループ企業は群馬スノーアライアンス株式会社、若杉高原開発企業組合など、海外も含めると8グループを数え、スキーの季節である冬だけでなく夏も楽しめる事業を展開します。

夏のスキー場を活用

長野県白馬村はアジア地域でも有数のスノーリゾート地です。スキーやスノーボードだけでなく、スノーモービルなどアクティビティの種類は近年増えてきており、冬のにぎわいは都会と変わらないといいます。
ウィンタースポーツを業務の中心に置いている株式会社クロスプロジェクトグループとしては、夏場にいかにしてお客様を呼び込むかが課題でした。雪が積もればスキー場となる広大な土地を利用しない手はありません。
そこで、7月から11月という時期にキャンプ場をオープンしました。ただのキャンプスペースではありません。きれいなテントを常設し気軽に手ぶらで訪れることができるキャンプ場です。スキー場を利用しているので、空気も見晴らしも最高。高地のため気温も低めなので、レジャーにはぴったりの環境です。各種アクティビティやツアーも企画し、BBQもセットにしたことにより「スキー場キャンプ」は家族連れだけでなく若者たちからも絶大な支持を集めました。

好きなことを頑張る人生

株式会社クロスプロジェクトグループの社長、辻隆は1971年生まれ。豪雪地として有名な兵庫県豊岡市出身というだけあって、スキーのインストラクター経験もあります。
高校の頃、受験をきっかけに自分の人生に敷かれたレールのようなものについて考えたそうです。たった一度の人生。どうせなら好きなことを頑張ろうと決意します。大学時代のアルバイトと社会人生活で貯めた1100万円を持って、26歳の時に夢のスキー界に飛び込みました。それが現在の株式会社クロスプロジェクトグループの経営者に繋がります。
ウィンタースポーツやレジャーを通じて地域活性に取り組む社長ですが、自分の夢、そして社員の夢、お客様の夢を大切に1日1日を大切に業務に当たっています。

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