株式会社アダコテック河邑亮太

社長

日本の景気、産業を大きく下支えしているのが製造業です。日本といえばモノづくり、それを支えているのが高い品質です。その品質管理のために行われている検品はとても重要な作業でありながら、人でやらざるを得ず、機械に託すのは難しいとされてきました。そんな検品をAIで行えるようにしたのが株式会社アダコテック、代表取締役社長は河邑亮太さんです。

経営の勉強のためだったが

一橋大学出身の河邑亮太さんは、2011年に三井物産に入ります。ラクロス部のキャプテンとして多くの部員を束ね、結果を出すことに楽しさを感じ、自然と経営者としての道を意識するようになります。当時人気薄だった自動車部門への配属を願い出て、願い通り、自動車部門へ。すぐに海外に行けて経営を学ぶための近道を考えており、2年目でチリへ行くよう通達されます。スペイン語が話せない、会計の知識もなかった河邑亮太さんにとってチャンスなようでピンチ。しかし、現地で語学を学び、アメリカの公認会計士の資格を得るなど、タダでは転ばぬ姿勢を見せます。

順風満帆だったのに

若くしてチリで波乱万丈な経験を重ねてきた河邑亮太さん。チリの会社の経営が怪しくなっても懸命に立て直しを図り、最高益を記録するまでにさせると、どんどん会社を大きくしていきました。結果的にどんどん出世をしていく一方、順風満帆のタイミングで突然辞めてしまいます。企業買収の仕事を携わったとき、企業買収の仕事に面白みを感じられないこと、そして、人材的に使いにくい存在になること、経営がやはり好きだったことなどが理由でした。社長として実績を出さないことにはキャリアアップはできない、そのように考えた河邑亮太さんは三井物産を辞めます。今後はテクノロジーの時代、しかしテクノロジーの知識がない、そのように考えるとDMMへ転職、1年間経験を積んで、アダコテックへ入社します。

検品の自動化

検品作業は誰でもできそうな作業に見えて、ノーミスで長時間作業をし続けなければならないという、とてもハードな仕事です。品質管理を厳格化することで何度も検査を行い、厳しい基準で運用しないといけないことは大変です。その検品の自動化をアダコテックは行っています。1年足らずで社長になった河邑亮太さん曰く「何でも屋」として臨み、会社の成長のためならなんでもやると意気込みます。まさにこれからの会社と言えるでしょう。

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