株式会社ノジマ野島廣司

社長

ネットでも電化製品が買える時代となり、店頭で電化製品を買うとなると大手の家電量販店の品ぞろえが求められます。ショッピングモールなどに出店し、着実に勢力を拡大しているのが株式会社ノジマ。代表取締役社長を務めるのが野島廣司さんです。

野島廣司さんの経歴

野島廣司さんは1951年生まれで、現在70歳です。野島廣司さんが小学生の時期に父親がノジマの前身である野島電気商会を立ち上げます。子どもの面倒を見る余裕もなく、野島廣司さんは電器屋に対して嫌気が差すようになります。それでも中央大学を卒業すると、野島電気商会に入社。この時、経営状況は芳しくなく、泣く泣く入社する形に。訪問販売に力を入れていた時代からなんとかお客さんに来てもらえるよう、努力を重ね、経営を軌道に乗せていきます。社長になるのは1990年代に入ってからですが、ここに至るまでに壮絶なドラマがあります。

敵は母親と弟

母親が社長を務めているものの、実質的に経営を行っていたのは野島廣司さん。そんな時代が続く中、社長だった母親は弟に権限を渡そうとし、会社は大きな転機を迎えます。クーデターだと感じ取った野島廣司さんは一気にやる気を失いますが、いずれ業績が悪くなるからその時まで我慢をした方がいいと説得され、同時に自分の至らなさを把握。思惑通り経営が悪化する中で再び重用されるようになり、社長に任じられます。

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