熊本のイタリア料理専門店
熊本市中央区に佇むレストラン──リストランテ・ミヤモト。席数32席という、お洒落な中にもあたたか味溢れる店内は訪れる人を穏やかな気持ちにさせてくれることでしょう。個室も完備しており、特別な日のディナーにも重宝されています。
リーズナブルなランチと、ワインが自慢のディナー。イタリアンの枠にとらわれず日本の、そして熊本のお客様の舌にマッチした上品な味付け。美しい皿と季節の食材に彩られた数々のメニューは、訪れる人に安らぎを与えます。
イタリア料理専門店であるリストランテ・ミヤモトの経営を中心に、農業関係の学校や飲食店を対象とした講演活動、農業・食についての執筆活動、そして地元熊本の農業・食に関しての情報発信。これらを手掛ける会社が株式会社イタリー亭リストランテ・ミヤモトです。お客様や従業員はもちろんのこと、生産者にまで気を配って活動する社長の名は宮本健真といいます。
オール熊本！
リストランテ・ミヤモトのウリは地産地消。地元・熊本県内で農業や畜産を営む生産者と提携し、常に新鮮でおいしい旬の食材を提供できるように体制を整えています。提携する生産者の数はおよそ30軒。全国的な規模で考えても、これほどの数の生産者と直接取引を行うレストランは少ないのではないでしょうか。
宮本健真社長は父親が経営していた飲食店を継いだ時に、こう決意したそうです。飲食店経営は難しいけれど地元の人たちと協力して、熊本を代表する店にしていこうと。そのためにはオール熊本で頑張っていかなければなりません。
熊本県は日本有数の野菜・果物・畜産物の産地です。温暖な気候を味方に、生産者たちは日々工夫を重ねてよりよい食材を消費者に届けようと努力しています。そんな生産者たちの姿を知っている宮本健真社長は、リストランテ・ミヤモトを通して熊本の素晴らしい食材を紹介し、お客様に熊本の自然を心行くまで味わってもらえるようにと考えたのです。
生産者とともに
宮本健真社長の休日の過ごし方は「生産者めぐり」です。リストランテ・ミヤモトの定休日には熊本県内の農家や畜産課の元へ足を運び、生産者と語らい、そしてその仕事ぶりを間近に体感するそうです。家族のような距離感で生産者に接し、その苦労を共に味わうことによって収穫された食材には尊敬の思いが芽生えます。そうすることによってリストランテ・ミヤモトで提供する料理も輝きを増した一皿になるのです。
宮本健真社長の願いは、熊本で本場・イタリアの味をたくさんの人に提供することだけではありません。農家を苦しめる鳥獣被害をジビエとして提供できるようにすること、肥後野菜など伝統的野菜を広めること。何よりも生産者の想いを大切に、熊本の魅力を最大限に活かした一皿をお客様に提供することが社長の望みなのです。
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