紺野道昭 株式会社こんの 代表取締役社長~社長兼社員の幸せ向上担当が地球を守る!?

会社

「日本でいちばん大切にしたい会社」

「日本でいちばん大切にしたい会社大賞」という存在をご存知でしょうか。従業員と家族たち、仕入先・外注先、顧客、地域社会と地域の人々、株主──会社に関わる人たちは多く存在しています。その人たちが幸せに暮らせることを考えながら会社経営を行うと、結果的に多くの人の支持を得て業績の上昇に繋がる筈です。そんな会社を1社でも多く増やそうという考えから、2010年から表彰が始まったものです。
その日本でいちばん大切にしたい会社大賞審査員特別賞(第5回)を受賞したのが、1951年に福島県で創業した株式会社こんのです。キーワードは「地球にやさしいココロジー・エゴからエコへ」。昨今、環境問題で注目されている再生資源の卸売を行っている会社です。

地球環境を守る事業

森林破壊や二酸化炭素の増加、海洋汚染、温暖化など、地球環境は危機的状況にあります。未来の地球環境、そして未来の生き物たちの生活を守るためには待ったなしの状況であるのは間違いありません。株式会社こんのは廃棄物の収集運搬業務全般を手掛けており、古紙などの再生資源物を回収、選別を経て卸売を行っています。厳しい選別作業で分別された回収物は、再生資源としての品質が高く評価されており、ゴミを減らす事業として注目を受けています。
使い終わった古紙は、パルプ100%の紙に比べると色合いや質感などが低いといった欠点がありました。ですが近年、技術が刷新され品質が向上した結果、パルプ100%のものと変わらない品質の製品を作ることができるようになってきています。以前はトイレットペーパーやティッシュにしか再生できなかった古紙も、コピー用紙などにリサイクルできるようになり、企業で利用される機会も増えてきました。
再生紙は今や常識と言われる時代。古紙の再生というリサイクルを通じて、ゴミの削減、エネルギーの節約、森林の保護に役立つ株式会社こんのの事業は、これからますます必要になってくるでしょう。

「社員の幸せ向上担当」とは

紺野道昭は、株式会社こんの代表取締役社長であると同時に、もう一つ特徴的な肩書を持っています。社長業と「社員の幸せ向上担当」を兼務しているのです。経営者の資質、そして社長としての第一の仕事は何か──それは「社員を思いやること」。
地球を思いやる会社・株式会社こんの。そして、社員を思いやる社長・紺野道昭。
時代は目まぐるしく変化していきますが、信念を持った人の強さは揺らぐことはありません。紺野道昭の地域と社員を大切にする思いが、これからの株式会社こんのの成長に繋がると考えると目が離せません。

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