株式会社メック代表取締役社長 佐野 倫代さんの社長としての思いとは？

株式会社メックとは？

今回ご紹介するのは、株式会社メックで代表取締役社長をつとめる佐野 倫代さんです。株式会社メック1982年に設立された企業で、医師国家試験対策を中心に、さまざまな医学教育を提供しています。設立当初は医学生や国家試験受験生を対象とした予備校や模擬試験を中心に行っていましたが、現在は現役の医師や研修医まで裾野を広げ、研修医のスタートアップ講座や医師の人材紹介、就職活動の支援も行っています。医師の国家試験においても高い合格率を残しており、合格率も業界No.1を誇ります。研究開発機関を設立したり、医師と学生のためのポータルサイトを解説したりとここ数年でもどんどん新しい事業を展開し、2019年現在の年商は30億円、従業員数は99人です。そんな株式会社メックを率いる佐野 倫代さんはどのような方なのでしょうか？社長になるまでの経歴や、社長としての思いをご紹介します。

佐野 倫代さんが社長になるまで

佐野 倫代さんは福島県出身。東京都出身。会社経営を行う両親のもとに生まれ、現在は3児の母という顔も持っています。成城大学文芸学部卒業後、キャスティング会社に就職。TVや雑誌などのキャスティング業を行った後、病院のM&Aに関わるなかで株式会社メックに入社しました。社長に就任したのは2002年のこと。当時社長の経験はもちろんなかった佐野さんですが、医学生や医師が本当にいいと思うものや必要なものを積極的に取り入れて事業を広げ、株式会社メックを業界トップクラスの企業まで押し上げました。

佐野 倫代さんの社長としての想い

そんな佐野 倫代さんが社長として大切にしているのは「人を大事にする」ということ。サービスを利用する学生や医師だけでなく、自社の従業員や講師など、関わる方を最優先に考えることがポリシーなんだとか。そのためにも、自分がポジティブに考え、何事も諦めずに行動していくことを大切にしているそうです。また自身が母親ということもあり、今後は女性医師の活躍の場を広げていきたいとも語っています。出産や育児というブランクでどうしても復職しづらい現状に対して、新たな働き方を提案するなどして支援していきたいそうです。日々変わりゆく医療業界の中でひたむきに努力し、信頼される企業でありたいとも語っています。