e-sportsの登場により、ゲームをやり過ぎたとしても親がなかなか叱りにくい時代を迎えました。ゲームは無駄なものではなく職業として人々を魅了することができるようになったのです。ゲーム業界にとってはこれ以上やりやすい状況はありませんが、長くプログラマーとして活躍し、大手企業から独立を果たしたのが株式会社ArtPlayの五十嵐孝司さんです。
五十嵐孝司さんの経歴
五十嵐孝司さんは1968年生まれで、現在53歳です。父親の影響で大工に憧れを持ち、のちに芸術家を目指すようになった五十嵐孝司さん。最初にゲームに触れたのが子供の時に買ってもらったアタリというメーカーのテニスゲーム。その後ゲームに触れ、興味を持つと、プログラミング言語を勉強し、自らゲームを作るようになります。そして1990年、コナミに入社。プログラマーとして活躍する一方、ときめきメモリアルのストーリー執筆を担当、悪魔城ドラキュラシリーズも担当するなど、コナミの中で存在感を見せます。
時代の波に
コナミで活躍してきた五十嵐孝司さんでしたが、時代はソーシャルゲーム、自分自身は売り切りタイプのゲームしか扱ってこなかったこともあり、コナミを退社、会社を立ち上げて今までやってきたことを体現できるように試行錯誤を行っていきます。クラウドファンディングなどを通じて資金集めを行うなど、新たな時代のゲームつくりに挑戦中です。
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