濱整之介 株式会社オレンジゼリー本舗 代表取締役~カリンパワーを商品に活かせ!長野県の会社ならではの発想

会社

のど飴の効果

季節を問わず空調の効いた部屋にいる人にとって、手放せないもの。それは、のど飴です。空気が乾燥していると、のどがイガイガして痛みを覚えることがあります。また、長い時間しゃべると同様にのどの痛みを感じることも。原因は口の中が乾燥して、のどに軽い炎症が起こるためだといいます。放っておくと、風邪や体調不良に繋がるということもあり侮れません。対処法はいろいろとあります。のどに水分を補ってやることが一番なので、飲み物を飲んだり、加湿器をつけるのは有効な方法といえるでしょう。とりわけ、手軽な対策としてのど飴をなめるという手段があります。
「良いものと安心を届ける」がモットーの株式会社オレンジゼリー本舗は、カリンのど飴や果林液などを製造販売する長野県の会社です。カリンのパワーに着目し、カリンエキスを使った商品開発に力を入れており、ゼリーや果実液、シロップなど、のどと健康に優しい商品を多数取り揃えています。

カリンのパワーに注目

株式会社オレンジゼリー本舗の主力商品は「カリンのど飴」です。カリンの優しい甘みがお口いっぱいに広がり、のどの痛みを癒します。
このカリンのど飴が誕生したきっかけは、会社の所在地にも関係ありました。カリンの木が、長野県諏訪湖のほとりで広く栽培されているからです。昔からこの地方は、冬は寒く乾燥やすい気候のため、のどを痛める人が多かったといいます。そのため、のどに優しいカリンの木が、庭に植えられるようになったのです。秋に収穫し、砂糖づけのおやつにして冬に食べてのどを守るという生活の知恵がありました。
長野県に位置する株式会社オレンジゼリー本舗が、このカリンに注目したのは自然の理かもしれません。カリンエキスを特殊な方法で抽出し、4年もの歳月をかけて飴として商品化しました。カリンエキスたっぷりの飴はのどにも身体にも優しく、冬場だけでなく一年を通して売れ行きは好調だということです。

人にやさしく

1979年に設立した株式会社オレンジゼリー本舗の社長・濱整之介。彼がもっとも気にかけていることは、食品を扱う会社としての気構えです。社内に環境事業部を新たに設け、人の身体にやさしい商品の開発販売を意識するようになりました。近年、食の世界では過剰な農薬や化学肥料、食品添加物などの使用が問題になっています。見た目の美しさだけを考えれば、こういったものは役に立つかもしれません。でも、自分の会社が作った食品を選んでくれたお客様の健康を害することがあってはならないという思いからです。
40年続く会社の経営者として濱整之介は、人と環境への配慮を大切にこれからもカリンのように優しく会社を育てていきます。

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