サッポロライオン 代表取締役社長 三宅祐一郎さんが社長になるまでのキャリアは?

会社

株式会社サッポロライオンとは?

今回ご紹介するのは、株式会社サッポロライオンで代表取締役をつとめる、三宅祐一郎さん。
株式会社サッポロライオンは、「銀座ライオン」「エビスバー」「ビヤホールライオン」などの飲食店を運営する企業。サッポロライオンのはじまりはなんと明治時代までさかのぼります。1898年、日本で初めてのビヤホールをオープン。当時としてはとても豪華なつくりで、大繁盛したそうです。その後、関東大震災などさまざまな自然災害にあいながらも成長を続け、2019年には創業120周年を迎えました。生ビールを通じて、人と人との交流が社会への活力になるよう、「生きている喜び」を提供し続けることを企業理念としています。
そんな株式会社サッポロライオンの代表取締役社長、三宅祐一郎さんは、どのような生い立ちやキャリアで社長までの道のりを進んできたのでしょうか?

三宅祐一郎さんの生い立ち

三宅祐一郎さんは1964年、1回目の東京オリンピックが行われた年に生まれました。小学生から高校生までの将来の夢は、なんと役者。プロダクションに入ってオーディションを受けたり、ドラマのエキストラをしたりしていたそうです。中京大学にすすむと、どうしても学費などでお金が必要なため、役者の夢を諦めてアルバイトにいそしみます。そのアルバイト先が、現在代表取締役社長をつとめるサッポロライオンが運営しているレストラン。ここから、三宅祐一郎さんとサッポロライオンとの歩みが始まりました。

守部 英喜さんが社長になるまで

アルバイトをしていた縁があり、そのままサッポロライオンに就職。最初に配属されたのは「銀座ライオン」の銀座五丁目店でした。アルバイトの経験があるとはいえ、ここで一から学び直し、入社4年目では次席に昇進。ここでお金の流れなどもある程度把握できるようになり、千葉に移動。その後32歳のとき、神楽坂店の支配人に就任。1年8ヶ月ものあいだ、前年比で成長を続け、2度も全社の表彰を受けます。その後川崎の店舗に移動してからも、2年間業績アップ。その業績が認められ、渋谷で新ブランド店舗のオープンをいちから任せられることになりました。その新店舗も大繁盛。当時40歳という若さで事業部長に就任することになります。そして2018年には代表取締役社長に就任。数々のヘッドハンティングも全て断ってきたそうで、自社への愛がここまでのキャリアにつながったのかもしれません。

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