桑原明夫 株式会社桑原組代表取締役~会社の評判やを詳しくご紹介。

会社

広島で半世紀

広島県に本社を構える株式会社桑原組は終戦から13年後、1958年に創業した解体業専門の会社です。広島県はもちろん、山口県、岡山県にも支部を設けて中国地方5県一帯の解体業をカバーしています。
2009年に就任した現社長である桑原明夫氏は4代目。解体業という職人の集団ですが、親子で働くという2代目社員も3割弱ほどいるなど、アットホームな雰囲気が自慢の会社です。

現代の解体業とは

株式会社桑原組は「総合解体工事業」といって土木工事やとび職を主軸とした解体工事を幅広く手掛けており、業務の内容は多岐に渡っています。オフィスビルや商業施設の改修や解体、再開発事業、木造建築物の解体や、個人の住宅解体など幅広く手掛けています。細かな見積りから施工まで、一貫して自社で施工を行い高い品質を保っているのが特徴です。

建物の解体はただ壊せば良いというものではありません。土壌汚染やアスベスト、産業廃棄物の処理や対策について確かな知識が求められます。また今の時代は、地球温暖化対策として温室効果ガスを出さないなど、環境リスクへのマネジメント能力も必要です。
桑原明夫氏率いる株式会社桑原組は、幅広い知識と確かな技術でひとつひとつの仕事に取り組み、信頼を築いてきました。

桑原明夫にとっての「仕事」とは

株式会社桑原組は「解体」を手掛けて半世紀以上。桑原明夫氏は「解体」は「街創り」だと語ります。
第二次世界大戦で焼け野原になった広島の町は、戦後復興や高度成長期を経て次第に発展していきました。ビルが建ち、建て替えが行われ、町は近代的に作り替えられてきたのです。都市開発やリノベーションの視点から、歴史ある広島の町、そして中国地方の発展に寄与する──解体業はまさに「街創り」という仕事です。

まとめ~桑原明夫が作り出す社風とは

4代目社長である桑原明夫氏は、社長就任後キャリアステッププロジェクトを通じて新人教育に力を注ぎました。同時に社員の有志で「日曜寺子屋勉強会」を行い、資格取得に励むなど、社員と一丸になって仕事に取り組む社風が会社の評価を高めることにも繋がっていきました。
学びだけではありません。レクリエーションも充実しています。定期的に社員や取引先とゴルフコンペを行うそうですが、会社対抗方式でとても盛り上がるといいます。みんなで釣りに行ったり、素潜りに興じるなど、社長と社員の一体感も伝統ある会社の特徴といえるでしょう。
仕事の評価や業務の拡大だけではなく、思いやりを大切に、家族のような会社にすること。それが、株式会社桑原組が半世紀以上続いた一番の要因なのかもしれません。

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