太田拓志 有限会社ほうき 代表~町のパソコン教室・無償の業務で仕事を広げる

会社

鳥取のパソコン教室

現代では企業でも家庭でも、パソコンを使用する機会が増えてきました。コンピューターの知識を必要とするシーンも随所で見られます。町にはパソコン教室が軒を連ね、凌ぎを削っている光景が伺えます。
太田拓志は、1993年4月鳥取県倉吉市で「パソコン教室ほうき塾」を開校しました。倉吉の小さな会社や、パソコンの使い方が分からずに困っている地域の人を対象に開かれた町のパソコン教室です。24名定員の教室・ほうき塾セミナールームを開き、有限会社ほうきとして法人化したのは2002年5月のことです。地道に活動を続け、マイクロソフトのオフィシャルトレーニングスクールの認定を受けたことで、業務の幅は広がりました。使用する機会が多いわりに使いこなすのは意外と難しいWordやExcelの基礎コース、応用コースの教育訓練給付制度講座の指定を受け、2003年1月にはほうき塾セミナールーム2を開くまでに成長しました。

職業紹介という無償の業務

小さなパソコン教室から始まった有限会社ほうきの業務は、今や多岐に渡っています。パソコン教室の経営、コンピュータ関係の各種資格試験の実施、企業や個人向けのパソコンサポート、ホームページの作成代行、業務用システムの作成、データ入力、パソコンなどの機材の貸し出しなど。従業員総勢7名で対応しています。
そんな中で、パソコン教室に縁があった人を対象に職業紹介も請け負うことになりました。様々な業務に携わる中で人脈が広がり、人を求める企業と、職を求める人双方を知る機会が増えたことがきっかけでした。人材として紹介できるのは、パソコン教室の生徒さんとして長い間向き合ってきた人なので性格や求める働き方など、企業とのマッチングもバッチリです。
もちろん、職業紹介業者として厚生労働省の認可を受けていますが、太田拓志の方針で、この職業紹介は無償で行うことに決めています。せっかく儲けるチャンスだというのに無料で引き受けるのは倉吉の町の小さな会社、そしてそこに住む人たちの役に立ちたいから。無償で行うことで事業主からの求人も増え、結果的に就職を希望する町の人たちのニーズにも応えられる形になります。有限会社ほうきに関わる人にとって最適の未来を提供することが出来たら、それは太田拓志社長にとっての幸せでもあるのです。

「パソコン教室の先生」太田拓志

有限会社ほうき、そして太田拓志社長は、鳥取県倉吉市のパソコン教室として地元の役に立つことを使命としています。パソコン教室やパソコン貸出、HP作成や資格試験など、現代社会では必須スキルとも呼べるパソコンについて、町の人の「困った」に応える場所でありたいというのが太田拓志社長の望みなのです。
教室での太田拓志は、社長というよりも気軽に「先生」と呼ばれる存在でもあります。生徒たちの悩みに真剣に向き合い、解決するために全力を尽くす頼れる「パソコン教室の先生」。その活躍から目が離せません。

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