佐藤節子 株式会社サトーホーム 代表取締役社長~林立する不動産会社・女性社長が大切にしている心とは

会社

不動産会社の実情

どの町でも見かけるお店とは何でしょうか。店舗数が多い業種のひとつに、不動産会社があります。様々な間取りの賃貸物件のチラシを壁一面に貼った不動産会社店舗を、駅前などで見かけることは多いのではないでしょうか。ひとり暮らしや核家族化が進む中、家、特に賃貸物件の需要は伸びてきているのが事実です。
栃木県小山市に本社を構える株式会社サトーホームは地元小山市や宇都宮市を中心に、栃木全体、それから茨城県西部の不動産の売買、賃貸、新築、リフォームを扱っている会社です。モットーは「パワフルでスピーディー」。社長の名は佐藤節子。お客さまへのおもてなしの心を大切に考える女性社長です。

介護住宅への参入

1994年3月、有限会社サトーホームを小山市雨ヶ谷新田にて開業したのが、株式会社サトーホームの始まりです。その後、自社社屋を建設移転し、小山市指定の介護住宅改修業者の資格を得るに至りました。
介護住宅とは手すりがついていたり、車いすでも入れるようにトイレを広めに設計するなど配慮された住宅のことです。年齢を重ねると足腰が弱ったり、動作に時間がかかったりします。ほんの少しのリフォームでも、日常の不自由さから解放されるようにと住む人のことを考えなくてはなりません。予算や敷地に制限がある中で、いかにして最大限にの快適さを作り出すことができるかと、いつも頭を悩ませるといいます。ですが苦労して計画、施工したリフォームで家族が笑顔になってくれると、その疲れも吹き飛びます。「リフォームをして良かった。ありがとう」と言ってもらえることが、何よりの喜びになるのです。地元の人たちの役に立つ存在であり続けることが、会社の方針であり目標でもあります。

株式会社サトーホーム、その転換点とは

そんな株式会社サトーホームの大きな転換点となったのは、2002年9月にエイブルネットワークに加盟したことでした。地元の人のための経営に軸足を置きつつ、エイブルに加盟したことで県外からの問い合わせも確実に増えたといいます。新築物件やペット可物件、礼金ゼロ、駅から徒歩15分以内など、多くの条件に合致した物件を多数そろえることで、栃木に越してくる人たちをサポートできるように態勢を整え直します。
もちろん、県内・県外のお客様に隔てはありません。佐藤節子社長が重視するおもてなしの心で、お客様ひとりひとりの要望や、あったらいいなという希望をスタッフたちが汲み取って動くという姿勢は以前からのものとまったく変わりません。株式会社サトーホームの強みは「人」の在り方。スタッフの思いやりと団結力です。そうしてお客様に、そして地元小山市に貢献することが、経営者としての本懐なのです。

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