縁の下の力持ち
舞台やイベントに欠かせない存在である音響や照明。お芝居の最中の効果音にビクッとしたり、派手な照明の演出に度肝を抜かれたりした経験は誰でもあるのではないでしょうか。演出の一部である音響や照明は、いわば縁の下の力持ち。芝居の筋には直接関係ないものの、観客の興奮と感動を支える大切な要素のひとつです。
そんな照明と音響のプランニングを請け負う会社があります。新潟県にある株式会社サウンドエイト。おまつりや演劇、コンサートなど各種イベントだけでなく、会議などでの照明・音響も手掛け、年商は1億5000万円を誇ります。ライトアップやイルミネーション、ライブ照明など、多彩な技術は広く支持を集めています。有限会社アートワークス、有限会社サウンドデザインというグループ会社も軌道に乗せ、ますます拡大の一途を続けている会社です。
音響道・照明道を磨く方法
コンサートにイベント、舞台……これらはどれも娯楽の分野に当たります。苦労してチケットを取って、楽しみにしながら日々を頑張ってきた人にとっては御褒美でもあるその瞬間です。いわば、非日常のシーン。株式会社サウンドエイトが手掛ける照明や音響はそれを支え、演出するという仕事です。僅かにタイミングがずれるだけで舞台は台無しになってしまい、失敗は許されません。楽しみにしていたお客様に感動を届けるために、株式会社サウンドエイトのスタッフたちは一致団結した動きをみせます。社長の滝沢等を中心に、結束力の強さは折り紙付き。
急速に変化していくデジタル化の波にも対応するためにはスタッフ個人の力を如何なく発揮できる場を作り出すことが必要だと滝沢等は考えています。そのためには自由でのびのびとした社風を作り出し、守り抜くことが社長の仕事。それが、スタッフの力を伸ばしそれぞれの音響道、照明道を磨く力となるのです。
それでもベストを尽くす
1956年生まれで、地元新潟県南魚沼市出身の滝沢等。舞台は生き物だといいます。同じ演目であっても演者やスタッフ、あるいは観客の呼吸の具合で、それはまったく変わったものになってしまうそうです。照明と音響を仕事とする者にとっては、毎回気が抜けませんし、慣れとも無縁だということです。ベテランのスタッフにとっても毎回小さな失敗や後悔はあり100%の正解が見いだせない中、それでもベストを尽くすことが大切だというのが滝沢等の思いです。
スタッフの団結とモチベーションを支えることが社長の役目。ホームページには、社員旅行で温泉旅館に行った際の写真が載っています。スタッフたちの輝かんばかりの笑顔が、株式会社サウンドエイトの仕事と様々な舞台を支えているのです。
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