株式会社富士薬品社長、高柳 昌幸さんの社長としての歩み

会社

株式会社富士薬品とは?

今回ご紹介するのは、株式会社富士薬品で代表取締役社長をつとめる、高柳 昌幸さんです。株式会社富士薬品は富山県富山市で1930年に開業。自宅に置く薬箱「配置薬」の販売でスタートしました。1954年にはさいたまに移転し法人化。その後販路を全国に展開し、配置薬といえば富士薬品というイメージが日本全国に定着しました。1992年にはドラックストア事業も展開。現在はこちらが主力事業で「ドラッグセイムス」を中心に全国展開しています。新薬の開発にも力を入れていて、2020年5月にも新薬の販売をスタート。まさに「複合型医薬品企業」と言えるでしょう。売上高も年々伸ばしており、資本金は約3億円。従業員数は約5,000人で、ドラッグストアや調剤薬局の店舗数は全国で1,300店舗を超えています。そんな大企業である株式会社富士薬品を率いる高柳 昌幸さんは、どのような方なのでしょうか?社長になるまでの経歴や、社長としての思いをみていきましょう。

高柳 昌幸さんの社長としての歩み

高柳 昌幸さんは1961年、埼玉県生まれ。明治薬科大学薬学部を卒業し、製薬会社に就職。数年の勤務を経て、1989年に株式会社富士薬品に入社しました。入社してすぐに取締役に就任し、常務取締役、専務取締役と昇進を重ね、社長に就任したのは2005年。社長就任後はM&Aをすすめながらドラックストアの店舗を全国展開し、新薬を販売するなど、古い体制にとらわれない積極的な施策で株式会社富士薬品を発展させてきました。

高柳 昌幸さんの社長としての想い

先に紹介したように、高柳さんは積極的に新しいことを取り入れていく柔軟性がありますが、同時に古くからの伝統を重んじたいという気持ちも持っているそうです。それは、一度始まったお付き合いを大事な縁として長く続けていきたいという思いから。そのため社員のモチベーションを高める制度に積極的で、たとえば優秀な社員と家族に旅行をプレゼントしたり、本社にすき焼きができるスペースがあったり…。社員が楽しく前向きに働けるための環境を整えています。また社会貢献にも積極的で、地域おこしの一環としてサッカーのチームを支援したり、ジュニア選手の育成をサポートしたりもしているそうです。今後も医薬品をとおして人々のQOLの向上に貢献していきたいと語っています。

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