現代の牛乳屋さん
まだ夜も明けきらぬ朝のこと。重い台車を押しながら各家を回る少年の姿。玄関に設置された宅配箱に、丁寧に1本ずつ瓶牛乳を入れていきます──かつての日本ではそんな光景が日常でした。
山梨県で1976年に創業した株式会社カジハラは、今や珍しい牛乳の宅配を行う会社です。株式会社明治の特約店として、山梨、長野、静岡、神奈川に計20か所の営業拠点を構えるいう大きな規模であり、年商は13億円を誇ります。
明治の牛乳や乳製品という人々の「朝」に欠かせない商品を自宅まで届けることによって、お客様の「健康」に寄与する現代の牛乳屋さんです。もちろん牛乳だけではありません。乳製品、健康食品、パンやお弁当、更には便利な生活雑貨の宅配販売など現代のニーズを汲んだサービスを展開しており、買い物に不自由な年配の方や、スーパーが遠くて困っている人からも重宝されています。
種類豊富な商品と多彩なサービス
株式会社カジハラは明治の特約店ということから、ネームバリューと品質を兼ね備えた明治の商品を取り扱っています。明治牛乳、明治ロコケア、明治ブルガリアのむヨーグルトなどのおなじみの商品だけでなく、ヨーグルトや飲むヨーグルト、野菜ジュースなどもあり、商品の種類は豊富です。もちろん牛乳の宅配ということで品質管理には十分に気をつけ、保冷剤を付けてお届けするという気づかいも忘れません。お米や調味料、ミネラルウォーターなども扱っており、どれも重いものなので自宅まで運んでもらえるのは助かるという声が圧倒的です。
また本社と販売店、それからお客様を繋ぐものとしてお役立ち情報盛り沢山の情報誌を発行したり、年に1度のバスツアー開催など、顧客を繋ぎ留めるという独自の経営戦略も光っています。
一期一会を大切に
そんな「現代の牛乳屋さん」である株式会社カジハラ。社長である梶原幸子が大切にしているのは一期一会の精神、そして人の和です。お客様、取引関係者、そしてスタッフたち。出会いは奇跡です。それを大切にすることで人の輪が広がり、仕事の和も広がっていきます。
宅配牛乳という人々の健康に寄与する商品を扱う責任感。交通の便が良くない地域でもなるべく不自由なく暮らしていけるようにと、重い荷物をお客様の自宅にお届けするという
地域への貢献。それらも全て人の輪であり、仕事の和でもあります。現代の牛乳屋さんは、昔ながらの助け合いの心を大切にする社長によって支えられています。
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