中村隆 有限会社アコヤ楽器 代表取締役社長~時代が繋ぐ音楽

会社

好きなものは「音楽」

クラシック音楽や和楽器の演奏、J-POPやK-POPなど、巷は様々な種類の音楽に溢れています。プレーヤーやネット環境が利用できる現代社会で、好きな音楽に彩られた生活を送るのは現代人にとっては自然なことではないでしょうか。
そんな音楽に人生を捧げたひとりの社長がいます。その名は中村隆。鳥取県で有限会社アコヤ楽器の代表の職を務めています。楽器の販売や修理・メンテナンスやレンタル業。更には音楽教室の経営。イベントでの音響設営や企画など、幅広く楽器と音楽に関わる会社です。
社長と同じように音が大好きという人が、気軽に楽しく音楽を楽しめるために活動をしています。

頼れる職人の店を目指して

1948年に創業した有限会社アコヤ楽器の「アコヤ」とは、江戸時代の播州赤穂にあった邦楽のお店「赤穂屋」から名をとったと言われています。
当初は和楽器の専門店であり、筝や尺八、三味線などの販売やメンテナンスを行っていました。時代の流れと共に、やがて総合楽器店として、ピアノや管楽器など西洋から来た楽器の取り扱いも始めたということです。技術力のある「職人の店」として、鳥取県内のみならず他県からも来店されるお客様がいらっしゃるという話です。

楽器と音楽に深く関わる会社として、大人から子どもまで様々な年代の方が楽しめる音楽教室も開校しました。ピアノはもちろん、バイオリンやフルート、更にはギターやベースなど扱う楽器の種類は豊富で、それぞれに精通した指導員が控えています。クラシックを嗜みたいという希望から、バンドをやってみたいという望みまで様々な要望に応える地域の頼れる音楽教室です。

次世代へ繋ぐ

音楽・楽器のエキスパートを揃える有限会社アコヤ楽器。創業当初からの思いを受け継ぎながら、時代に即した会社に育て上げた中村隆は、会社運営についてどのように考えているのでしょうか。
楽器にはそれぞれ違う個性があります──中村隆はこう語ります。
同様に、人にも色々なタイプがいる。そんな中、社員同士が気軽に楽しみながら会話をし、仕事をする環境を作ることが社長である自分の役目なのですと。

インターネットが普及し世界中の良い物を取り寄せることが可能になった現代では、小売業界は徐々に厳しい環境に陥っています。そんな中、音楽一筋・有限会社アコヤ楽器が生き残っていくためには、培ってきた確かな技術力を遺憾なく発揮できる環境を整え、守り続けることが大切なのです。
中村隆の願いは大好きな音楽を現代のすべての人に、そして次世代へ繋いでいくことなのです。

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