株式会社ラボ・リアンテ代表取締役、藤本 舞さんが社長になるまで

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株式会社ラボ・リアンテとは?

今回ご紹介するのは、株式会社ラボ・リアンテで代表取締役をつとめる藤本 舞さんです。2014年に設立されたラボ・リアンテは、化粧品や美容商品の開発と販売をしている企業。社名の「ラボ」からもわかるように、研究に力を入れており、最先端の研究をいかして化粧品を開発しています。特に肌の細菌の研究から生まれた『はだしらべ』シリーズが看板商品です。また自社の開発・販売にとどまらず、分子生物学的、また化粧品業界での知見をいかし、コンサルティングも行っています。そんな株式会社ラボ・リアンテを率いる藤本 舞さんは、どのような方なのでしょうか?

藤本 舞さんが社長になるまで

藤本 舞さんは東京大学出身。分子生物学(特に発現解析やエピゲノム解析を用いた発がん抑制機構)の研究を行っており、2015年に博士号を取得しました。2014年、まだ大学院在学中に起業。研究か就職かなど自分の進路を悩んだときに、自分の研究や学びでもっと誰かの役に立てないかと考え、起業を決意したそうです。最初はバイオベンチャー向けのコンサルティングや受託研究などでスタートしました。その後、もともと興味があった美容業界に参入。美容業界は新しいものに積極的で、最先端の研究をいかしやすいのではないかとも考えたんだとか。また藤本 舞さん自身がもともと敏感肌だったことから、肌の細菌に着目して開発されている『はだしらべ』シリーズなど敏感肌の人に向けた化粧品に力を入れているんだそうです。

藤本 舞さんの社長としての想い

藤本 舞さんは社長として、研究者と消費者の距離を縮めたいと考えているんだとか。研究に携わる人は自分の研究に没頭するあまり消費者の目線から離れたところにいて、せっかく素晴らしい研究なのに消費者まで届かないことが多いそうで、その負を解消したいという思いが強いそうです。藤本 舞さんご自身も、ユーザーから喜んでもらえるとやはり嬉しいそうで、このような気持ちを多くの研究者に経験してほしいと考えています。そのため今後も、より多くの研究者と一緒に新しい技術をどんどん取り入れながら化粧品の開発をすすめていきたいと語っています。特に結婚や出産などのライフイベントがあると研究を続けていきづらい女性研究者の採用も積極的に行っていきたいそうです。

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