ボーレン・レナート ユーラシア・トレーディング株式会社 代表取締役~ベルギービールを日常に・カリスマバイヤーの願い

会社

ベルギービールとは

仕事の後、あるいは休日の午後にビールで乾杯する人は多いのではないでしょうか。一人当たりのビール消費量を国別に調査した結果があります(2018年版)。それによると、ビールを一番飲む国はチェコ。なんと1993年からはじまり26年連続の1位という筋金入りのビール大国です。
その調査では日本は7位。1人あたり年間40.2リットル、大びんに換算すると約63.4本という量を飲んでいるようです。ワインや日本酒など、多くの種類の酒類がある中で、やはり日本人はビール好きな国民だと言えるでしょう。
一口でビールと言ってもドイツビールやベルギービールなど、種類は様々です。2010年4月に創業したユーラシア・トレーディング株式会社は、ベルギービールを軸に輸入ビールや食品を取り扱っている販売会社です。社長の名はボーレン・レナート。祖国ベルギーとビール、そして日本をこよなく愛するベルギー人です。

カリスマバイヤー・ボーレン・レナート

ベルギービールのカリスマバイヤーとしてメディアにもひっぱりだこのボーレン・レナートですが、実は日本語はペラペラ。というのも上智大学の比較文化学部比較文化学科を卒業しており、日本社会・日本文化にも精通しているからなのです。
彼の祖国ベルギーはチョコレートで有名ですが、ビールでも名をはせています。ベルギー国内には醸造所が100以上もあり、銘柄数も千を超えます。うち、オリジナル・ビールは800種類近くに上るそうです。
でも、日本ではベルギービールはまだまだ浸透しておらず、どこか「特別なもの」「お洒落なお店でしか飲めないもの」という捉えられ方をしているとボーレン・レナートは考えています。ベルギー人が日常的にベルギービールを楽しむように、日本でもベルギービールの美味しさを広めたいというのがユーラシア・トレーディング株式会社を作ったきっかけでした。

日本にニュースタンダードを

趣味はサッカー観戦で、休日はスタジウムでサッカー観戦をするという根っからのヨーロッパ人の側面もありながら、日本人女性と結婚し日本の風習や文化にも馴染んだボーレン・レナート。ビールを通じてベルギーと日本の懸け橋となれるように、良い商品の発掘、そしてお手頃価格での販売に日々駆けまわっています。インターネットを通じた通信販売も確立しました。
ベルギービールを通じて、日本人の生活や楽しみ方にニュースタンダードを提案できれば、そしてそれがお客様の笑顔に繋がれば言うことはないというのが彼の持論です。ベルギービールの輸入という仕事はボーレン・レナートにとっては文化交流でもあるのです。

コメント