德廣英之 株式会社トモズ 代表取締役社長~お洒落なドラッグストアを展開する若い会社・その小さな工夫とは

会社

お洒落なドラッグストア

ドラッグストアにどのようなイメージをお持ちでしょうか? 商品が豊富で価格が安い──概ね、ドラッグストアに対する印象はそういったものかと思います。このドラッグストアに「お洒落」という概念をプラスするとどのような店になるでしょうか。
東京都と神奈川県を中心に店舗を構える「Tomod’s」、「AMERICAN PHARMACY」という名のドラッグストアがあります。一歩店内に足を踏み入れれば、華やかできらびやかなお洒落空間に心躍ること間違いなし。女性からの圧倒的支持を受けて首都圏で店舗拡大を図っているこれらのお店を経営する会社の名は、株式会社トモズ。率いる社長の名は德廣英之といいます。

かかりつけドラッグストアを目指して

調剤薬局を併設したドラッグストアの店舗展開を行う会社として、株式会社トモズは1993年09月に創業しました。
社長の德廣英之がこだわっているのは「欧米型」の店舗を作ることです。「Tomod’s」や「AMERICAN PHARMACY」は、欧米型ドラッグストアというように評されています。
欧米型とはどういう意味なのでしょうか。フランス、イギリス、アメリカのドラッグストアは、薬の調剤を行うと同時にOTCやサプリメントを提供する大掛かりな店舗形態のことを指します。
日本のドラッグストアも最近になって処方箋を受け付けるようになってきましたが、まだまだ一体化された運営には至っていないと德廣英之は考えました。株式会社トモズでは、薬剤師がその専門的知識を利用してOTCやサプリメントについて、お客様に寄り添って対応をするという特徴があります。
医師が処方した薬とサプリメントを同時に飲むと、体に副作用が生じる場合もあります。サプリメントを飲むか否か疑問に感じた時、お客様にすぐに相談して頂ける「かかりつけドラッグストア」として地域のお客様の安心に繋がる存在となれるよう目指しているのです。

小さな工夫「德廣さん」

お洒落で、頼れる存在であるドラッグストア。そんな店を展開する目指す株式会社トモズ。従業員の平均年齢は30~35歳という若さと活気あふれる会社です。この若い社員たちは仕事と同様、プライベートも充実しているそうで、これが株式会社トモズの特徴とも言えます。
小売業界は残業が多く、人手が足りないというイメージもありますが、德廣英之は社員の労働時間の管理に目を光らせています。お客様の健康に向き合う仕事である以上、社員たちが疲弊していてはいけません。社員たちの元気と活気が、よりよい店舗を作る素になるのです。
そのための小さな工夫がひとつ。
「德廣社長」ではなく、「德廣さん」──社員たちは役職ではなく「さん」付けで互いの名を呼び合います。社長德廣英之も例外ではありません。新入社員も社長のことを「德廣さん」と呼びます。これは小さなことのようですが、社員たちの一体感と高め、やる気アップに繋がるといいます。
何よりもこの一工夫には、德廣英之の人柄がにじみ出ているのではないでしょうか。

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