カニのプロ・梅崎聖也
冬の味覚の王者──カニ。
日本一というカニの水揚げ量を誇る鳥取県「境港」を本拠地に、梅崎水産はカニに精通した網元として注目されています。全国にお届けするカニを水揚げし、そして加工業も行う業者です。
代表取締役である梅崎聖也は、カニのプロとして、その美味しさを多くの人に広めること。そして美味しさだけにとどまらないカニの魅力をお客様にお届けすることに信念を燃やします。
「かにじまん」自慢のメニュー
日本中、いや世界中の人に、自慢のカニを食べてもらいたいというのが梅崎聖也社長の目標です。同時に、カニの本当の美味しさを味わってほしいという思いも──。
獲れたてのカニの旨味は格別なのです。そこで「かにじまん」という料理店をオープンすると決意しました。
境港駅から732mという好立地に店舗を構え、網元ならではの新鮮なズワイガニを1年を通してお楽しみいただきたいという思いからです。カニは冬のものと思いがちですが、夏にも海鮮丼など旬のメニューをそろえて、一年中新鮮な魚料理を提供するのです。
そんな取り組みは注目を集め、メディアの取材を受けることもしばしば。
60席という広々店内は、観光客はもちろん、地元の人でいつも賑わっています。もちろん、多くの支持を集めたのは確かな味とお値段が伴ってこそというのは言うまでもありません。
ご当地グルメと評される「新かにめし」というメニューをご紹介しましょう。
最高の状態でカニの旨味を味わってもらうため、蒸し時間が15分ほどかかるのですが、さすが網元提供のカニということで一番人気のメニューです。カニを丸ごと一匹、酢飯の上に乗せた驚きのスタイルも人気の秘密だとか。大山茶そばや茶碗蒸し、お吸い物にデザートもついて税込1,650円という驚きの価格も網元ならではのものです。
まとめ~梅崎聖也の次なる一手は
網元として全国の市場へカニをお届けすること。そして、食事処「かにじまん」で獲れたてのカニを最高の状態で味っていただくこと。それ以外にも、自慢のカニをより多くの人に届けたいと梅崎聖也社長は次なる手を打ちます。
梅崎水産は松葉ガニ、紅ズワイガニという2大カニ両方の漁をできるように大型漁船を有しています。そこで、網元だから可能な鮮度と質を活かして直売、発送を行うことにしました。
更に、梅崎聖也社長はカニ身だけではなく、カニの殻にも注目してビジネスの幅を広げていきました。本来は廃棄する対象であるカニの殻にも、海のエキスはたっぷり眠っています。それを上手く抽出して、健康食品に加工するという梅崎水産の技術は業界からも注目の的となっています。
より多くの人に本物のカニの美味しさ、そして身だけでなくカラの恩恵まで知っていただくこと。
それがカニに人生を捧げた梅崎聖也社長の願いなのです。
コメント