サンコー株式会社山光博康

社長

Amazonなどを見ると、ユニークな家電製品やかゆいところに手が届く商品などが販売されており、値段も安く役に立ちそうなアイテムが多いです。このような便利家電を積極的に作ってきたのがサンコー株式会社です。そのサンコー株式会社を設立し、CEOを乙遠目るのが山光博康さんです。

ユニークなアイテムを仕入れてみたい

山光博康さんは1965年生まれで、現在56歳です。大学を卒業すると、学生時代にアルバイトをしていたパソコンショップに入社します。主にパソコン周辺機器の輸入販売を手掛けていましたが、自分の作りたいものをどれだけ提案しても却下され、面白いものをどんどん仕入れてみたいという気持ちから、2003年、秋葉原にサンコーレアモノショップを開業します。当初は輸入がメインでしたが、自分たちでも商品開発をしていこうと考え、ユニークな商品をどんどん生み出していきます。

早くからUSBに目を付ける

パソコン関連の商品を輸入していたこともあり、最初からパソコンを介して使うことを想定したものを数多く取り扱い、USBを電源にした商品を多く取り扱ってきました。以前はパソコンでしか使わないUSBも携帯電話の充電に欠かせないアイテムとなり、100円ショップでも購入できるようになったため、USBを電源にした商品は多くの人に使われるようになります。面白くて役に立つものを作っていこうとしており、毎月10アイテムの販売を行っています。この10アイテムというのが絶妙で、多ければ商品がとっちらかる、少なければ顧客の期待を裏切るため、この数が素晴らしい数と言えるでしょう。

強みは自社で完結する仕組み

サンコー株式会社の強いところは、スタッフの存在が挙げられます。サンコー株式会社のスタッフは毎週1つのアイテムを出すように求められ、企画を作る際のヒントにし、これを土台にして新製品を作り上げます。スタッフ自らが困っているものを取り上げて、それを商品化するなど、一見すると私物化のように見えますが、多くの人が役に立つものに進化していくから不思議です。しかもマーケティングのスタッフもいなければ、外注してデザイナーに任せることもしません。すべて自分たちで手掛けて自分たちで商品を具現化していきます。ユニークでありながら、あったら便利なものを作り続ける、それがサンコー株式会社の戦略です。

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