遊ダイニングプロジェクト 代表取締役 和田成司さんが社長になるまで

会社

株式会社遊ダイニングプロジェクトとは?

今回ご紹介するのは、株式会社遊ダイニングプロジェクトの代表取締役、和田成司さん。
株式会社遊ダイニングプロジェクトは、「居酒屋それゆけ!鶏ヤロー」「イタリアン290円酒場」などの飲食店を運営する企業。生ビール290円、ハイボール50円、サワー99円など、ほかにはない圧倒的な低価格スタイルで人気を博し、東京・神奈川・千葉を中心に店舗数を増やしています。加盟金50円、月々のロイヤリティ50円というこちらも圧倒的低価格なフランチャイズ形態で、加盟店も増加。現在は九州までも裾野を広げています。
そんな型破りな和田成司さん。一体どのような経緯で社長になったのでしょうか?きっかけは高校時代のあるつらい出来事にありました。

和田成司さんが社長になるまで

和田成司さんは1982年生まれ。千葉県野田市出身です。高校3年間は焼肉屋でアルバイトをし、そこで友人と将来焼肉屋を開業しようと約束。残念ながら友人は事故で亡くなってしまいますが、その夢を叶えるべく、高校卒業後は料理の専門学校に進学します。専門学校卒業後は、有名焼肉店「鳴尾」に就職。そこで6年間修行を積み、開業の準備をします。当時の社長には多くのことを教わりながら背中を押してもらい、現在も唯一の師匠だと語ります。

和田成司さんが社長になってから現在まで

「鳴尾」を退職し、独立した和田成司さん。もちろん夢だった焼肉屋を開業します。1店舗目はそこそこ軌道に乗っていましたが、2店舗目からあきらかに悪化の一途。3店舗目も失敗してしまい、当時は生活がカツカツだったということです。結婚もされていたそうですが、奥さんは仕事に明け暮れる和田成司さんに文句一つ言わず支えてくれたそうです。いまがあるのは当時の奥さんのおかげだと語っています。そんな和田成司さんにチャンスが訪れるのは4店舗目。100席のお店を譲り受け、ハイボール50円、サワーやカクテルは99円という破格の店舗をオープンします。オープン初日はなんと長蛇の列で満席になったそうですが、初日から100席もを回すことは難しく、初日はお代ももらわず途中で帰っていただいたんだとか。しかしその正直な姿勢が逆にお客さんの心を掴んだのか、その後もお客さんは離れず、どんどん売上があがっていきます。当時、知り合いの方が2人運営に関わるようになったのが勝因だといいます。当時の経験から和田成司さんは、仲間がいるからこそ夢は叶うと語っています。

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