誠フードサービス 代表取締役 白根 誠が社長になるまで

会社

株式会社誠フードサービスとは?

今回ご紹介するのは、株式会社誠フードサービスの代表取締役、白根 誠さん。
株式会社誠フードサービスは、言わずとしれた「蒙古タンメン中本」を展開する企業。激辛ラーメンなのに旨味もしっかりあるラーメンが魅力で、お昼時にはどの店舗にも長い行列ができます。そんな中本の歴史が始まるのは1968年。当時は「中国料理中本」という店舗で、大将と奥さん二人で切り盛りしていた大人気店でした。その後、現在の代表取締役である白根 誠さんが店の味をついで、「蒙古タンメン中本」として関東を中心に店舗数を拡大していきます。現在は暖簾分けも含めると、20以上の店舗数を誇ります。
そんな白根 誠さんは、どのような経緯で株式会社誠フードサービスの社長になったのでしょうか。そこには、先代の大将との熱いドラマがありました。

白根 誠さんが中本の社長になるまで

白根 誠さんは1960年埼玉県生まれ。幼い頃から野球が好きで、憧れは当時読売ジャイアンツの長嶋選手。中学は空手、高校はバイクに打ち込み、高校卒業後はさまざまな職業につきます。そんな白根 誠さんに転機が訪れたのが、20歳のころ。友人に連れられて「中国料理 中本」で食事をします。初めて食べたときはあまり美味しく感じなかったそうですが、その辛旨い味に病みつきになり、そこから20年ほど、ほとんど毎日中本で食事をするように。なかには1日3食が中本の日もあったそうです。そんな中本が、1998年に閉店。そこから白根 誠さんは先代の大将に猛プッシュし、何度も断られながら、やっと2代目として営業することの許可を得ます。中本閉店から8ヶ月後、白根 誠さんは中本を復活させたのです。

白根 誠さんが中本を再建するまで

中本復活初日は、50メートルほどの行列。その行列は初日だけでなく何ヶ月も続き、むしろどんどん長くなっていきます。最初の1年半ほどは中本の先代大将や奥さんが立ち代わり厨房に立ちながら手伝ってくれたそうで、当時全く料理ができなかった白根 誠さんにとって、その時代は修行の期間だったといいます。白根 誠さんは、中本の味と看板を生涯をかけて守ると誓っています。現在関東を中心に着実に店舗数を増やしていますが、夢は全国制覇。今後、全国に中本の店舗が増えていくことが楽しみですね。

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