山本泰平 有限会社いただきさんの海鮮食堂 代表取締役社長~瀬戸内海の美味しさにこだわり抜く熱い思い

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香川が誇る魚文化

香川県のグルメといえば、まず思い浮かぶのは何でしょうか。
「うどん」? いえいえ、香川県はうどんだけではないのです。瀬戸内海に面したこの地は、古来から良質な漁場でした。そのため、新鮮な魚を食べる文化が今も息づいているのです。
2004年5月、香川県に設立した「有限会社いただきさん」も、香川が誇る魚文化を現代の人に向けて提供する会社です。代表取締役社長である山本泰平氏が、資本金600万円で魚料理を提供するための店舗を始めたことがきっかけで、お客様の支持を集めて事業を広く行うようになりました。

瀬戸内海の美味しい魚をお届けしたい

瀬戸内海の早く強い潮流の中で育つお魚の美味しさは格別です。山本泰平社長は「いただきさんの海鮮食堂」というお店を香川県高松市にオープンしました。高松卸売市場から歩いて3分という好立地に、漁師と魚卸が共同で作った食堂です。
プロの目利きが選んだ、その日一番の旬のお魚を市場から直接仕入れたので鮮度は折り紙付き。決まったメニューはなく、その日に獲れた魚を調理します。店内のカウンターにたくさん並んだ小皿は、新鮮なお刺身や焼き物、唐揚げはもちろん。海藻や野菜なども種類豊富に揃えています。
どのメニューも、噛み締めるほどに旨味溢れる海の幸です。お好きなモノをお好きなだけというスタイルで、お客様がトレーにのせていくというセルフスタイルも人気の秘密だとか。土・日限定の「漁師丼」「ジャンボえび」も注目です。
瀬戸内海の魚の美味さを熟知している山本泰平社長だからこそできる自慢の味を提供するお店なのです。

まとめ~瀬戸内海の味を全国へ 山本泰平の野望

山本泰平社長率いる有限会社いただきさんは、漁師と魚卸が共同で設立したという瀬戸内海近くならではの新鮮な漁師料理を提供する食堂です。多くの人に来て食べていただくことが目標ですが、評判が高まるにつれ、遠方で来られないけれどいただきさんのお魚を味わってみたいという声が多く聞かれるようになりました。
そんなお客様のために、山本泰平社長は事業展開を決意します。漁師秘伝の製法を研究し、これまでにない一夜干しを生み出して通販という形で全国に展開しました。干し物なのにしっとりとした食感、そしてジワリと染み出る魚の旨味は、またたくまに全国で評判になりました。
その秘密は、干物としては通常は使わないという鮨ネタ級の最高級の魚を使って製品化したという点でした。『高級真鯛一夜干し』や『高級シタビラメ一夜干し』など、瀬戸内海の魚の美味しさを全国のお客様に知ってもらうために、妥協をせずに作りだした自慢の一夜干しなのです。

また、山本泰平社長は「魚市場体験ツアー」を企画しました。普段は見ることのできない競りの様子やいけすを見ることができる楽しい企画です。
瀬戸内海の美味しさをたくさんの人に知ってもらいたいという、山本泰平社長の熱い思いが込められた新たな企画は、今も新たに生み出されているかもしれません。

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