孫瑞陽 RUIYANG STYLE 代表~東日本大震災を超えて夢を叶える

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さりげないオシャレ

ビジネスマンに清潔感が大切だというのは社会人1年目で意識することだと思います。その上で、さりげないオシャレができたら一人前だとも言われます。でも、スーツに革靴というふうに着用する物が概ね決められているビジネスの世界で、さりげないオシャレと言われても、一体どのようにしたら良いのでしようか。
そんな時、袖にキラリと光るカフスボタンがあると服装が引き締まって見えます。
2012年に創業したRUIYANG STYLE(ルイヤンスタイル)は、まだまだ日本では需要の少ないカフスボタンの専門店です。通信販売も行っているので、名前を聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか。日本ではなかなか手に入りづらいヨーロッパやアジアなど外国のカフスボタンを数多く取り揃え、常時2500種類以上もの商品数を誇るお店です。金額は4000円から。中には20000円もの高級カフスボタンも並びます。
社長の名は孫瑞陽。男性が付けるカフスボタンの専門店を経営するのは、中国出身の女性社長なのです。

きっかけは東日本大震災

孫瑞陽は中国遼寧省瀋陽市出身です。知識の幅を広げたいと日本へ留学しました。卒業後はそのまま日本の会社に就職しています。いつか自分の会社を持ちたいという目標をたて、事務職として働きながらビジネスの勉強を始めました。睡眠時間を削りながらコツコツと学び続けたのです。
そんな20011年のこと。東日本大震災が起こります。福島県を中心に大災害を起こしたあの未曽有の大災害です。故郷である中国の家族は孫瑞陽のことを心配し、できれば戻ってきてほしいと願ったでしょう。しかし彼女はこの出来事をきっかけに、ある決意を固めます。
会社に勤めながら、カフスボタン専門店「RUIYANG STYLE」を設立したのです。経営やブランドデザイン、ホームページ制作を含め、ゼロから自分で立ち上げた会社です。翌年には勤務先を退職し、本格的に経営に乗り出しました。これまで日本のビジネスシーンに足りなかった「さりげないオシャレ」を提供することが目的です。そんな孫瑞陽の将来の目標は「RUIYANG STYLE」を日本一のカフスボタン専門店にすること。

夢に向き合う

「RUIYANG STYLE」のオシャレなカフスは、インターネットテレビなど積極的なメディア露出や、著名人や経営者、スポーツ選手が着用することで急速に人気を博してきました。
こうなるとオシャレに敏感な若い女性からもカフスボタンを求める声があがります。孫瑞陽はこの風潮をビジネスチャンスと捉え、レディースカフスの販売も手掛けるようになりました。
東日本大震災をきっかけに、自分の夢にまっすぐ向き合った孫瑞陽。中国に住む家族のことを思わない日はないといいます。その座右の銘は「明日の夢を、叶えるのは今日の自分」。

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