武内製薬(代表取締役:金光左儒)のシリンジ法キットとは?化粧販売や美容サロンの運営も行う。

会社

日本では少子化が進む一方、子供は産みたいけれど相手の関係もあってなかなか難しいと子供を産むまでに色々な障壁がある場合があります。
特にパートナーがあっての性生活を経て子供を作るとなると、難しいことも出てくるかもしれません。そんな中、パートナーとの性行為がなくても妊活に励むことができる方法があります。それがシリンジ法による妊活です。このシリンジ法による妊活を確立したのが武内製薬株式会社です。
その武内製薬株式会社で代表取締役社長を務めるのが金光左儒さんです。ここではシリンジ法キットや武内製薬株式会社が手掛けるお化粧や美容サロンの運用について解説します。

武内製薬株式会社が手がけるシリンジ法キットとは

そもそもシリンジ法とは何かですが、シリンジは注射器の部分を指しており、要するに注射器が精子を膣内に注入することで妊娠を目指すやり方です。
直接注射器を膣内に挿入するのではなく、カテーテルの部分を挿入していきます。そして注入してからしばらく横になって待てばそれで完了です。
一見すると人工授精のような印象を受けますが、人工授精は様々な条件が重なった中で行うため、体への負担も経済的な負担も大きくなりがちです。その点、シリンジ法は肉体的な負担もほとんどなければ、経済的な負担もありません。

経済的な負担がないと断言できるのは1回あたりの費用の少なさにあります。人工授精だと何万円、何十万円とかかることがありますが、シリンジ法であればわずか1回460円で済みます。この460円というのは武内製薬株式会社が出しているシリンジ法キット1つあたりの値段です。
500円でお釣りがくる値段で行えるわけですからこのリーズナブルさは相当なものです。男性の性機能に問題がある場合や性行為自体をしたくない場合など様々なケースが想定されますが、シリンジ法キットさえあればその心配をしなくても妊娠に向けた準備さえ整えばチャンスはあるわけです。

実際に家庭用のシリンジ法キットが届く際には衛生的な梱包をして届くため、それを使って健康被害が生じるようなことが絶対にないようになっています。

元々はブラジリアンワックス脱毛の運営をしていた

金光左儒さんが武内製薬株式会社を立ち上げた際、元々はブラジリアンワックス脱毛の専門店の運営会社でした。今でこそブラジリアンワックス脱毛は知名度があり、市民権を得ましたが、当時はまだブラジリアンワックスとは何かがわかっておらず、実際にブラジリアンワックス脱毛をやるお店は雑居ビルの中にあり、不安を感じた人も多かったようです。
このブラジリアンワックス脱毛を行っていくために株式会社VirginJapanが立ち上げられます。のちにそれが武内製薬株式会社になっていくわけですが、その手前に株式会社リピカがあります。

株式会社リピカはブラジリアンワックスを製造販売する会社であり、株式会社VirginJapanから分社化された会社です。そこの子会社が武内製薬株式会社であり、2020年にこの武内製薬株式会社を存続会社にして他の会社を合併させるような形になりました。それぞれの会社がブラジリアンワックス脱毛のために稼働していました。そこからブラジリアンワックスに使うワックス剤以外のものも作ろうと動き出していきます。

化粧に関する商品も力を入れる

武内製薬株式会社では、化粧に関する商品に関しても販売を行っていますが、主に男性向けのものが多いです。例えばLEOMENというブランドでは、青髭ケアからフレグランスクリーム、消臭ミストなどを販売しています。
結構いい成分を入れておきながらも、実際にAmazonや楽天でチェックしてみると意外と安いのが驚きです。通常は広告費や中間マージンなどに費用がかかり、それが販売価格につながりますが、すべてを自社で行えるため、広告費を最小限にして中間マージンが省かれればかなり安く提供できるというわけです。

男性向けの商品が多く、ブラジリアンワックス脱毛を手掛ける会社からすると結構意外な感じはします。しかし、男性女性に関係なく美意識が高い人は多く、その人たちに訴求していくような商品をどんどん提供できるのが武内製薬株式会社の強みであり、金光左儒さんが目指した道とも言えるでしょう。

まとめ

金光左儒さんは当初の目的だったブラジリアンワックス脱毛の運営だけでなく、シリンジ法キットや男性向け化粧品など様々なものを作っていき、その幅を広げていきました。
ブラジリアンワックス脱毛はニッチ産業ではありますが、それがニッチではなくなりつつある今、次はどんな産業に打って出るのか、そのあたりにも注目です。金光左儒さんだけでなく、武内製薬株式会社の今後にも注目が集まっています。

コメント