ライジングシステム株式会社 代表取締役、長谷川 純さんが社長になるまで

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ライジングシステム株式会社とは?

今回ご紹介するのは、ライジングシステム株式会社で代表取締役をつとめる、長谷川 純さんです。ライジングシステム株式会社は、システムエンジニアリングサービスを行う企業。クライアントは銀行、証券、保険などの金融機関が8割。特に銀行のコアともいえる預貯金のシステム開発を得意としてます。1999年に設立されて以降、技術力はもちろんのこと、常に人の成長にフォーカスし、社員の教育を最重要に行ってきました。資本金は2,000万円、従業員数は45名です。そんなライジングシステム株式会社を率いる長谷川 純さんは、どのような方なのでしょうか?社長になるまでの経緯や、社長としての想いを見ていきましょう。

長谷川 純さんが社長になるまで

長谷川 純さんは1969年生まれ。新潟県出身です。新卒で金融機関のシステムを中心に取り扱う企業にシステムエンジニアとして就職。ここで金融機関のシステムを扱う上での細かな知見や技術、スケジュール管理などを学びます。成果も出て、クライアントからも感謝されていたそうですが、ある日突然、会社が倒産。フリーランスとして、これまで繋がりのあった顧客を中心にシステムエンジニアを続けました。このとき長谷川 純さんが感じたのが、やはり人とのつながりが大切だということ。人との出会いやコミュニケーションを大切にしすることでこそ、安心して働けると痛感したそうです。その後、1999年にライジングシステムを法人化。2006年に株式会社とし、代表取締役となりました。

長谷川 純さんの社長としての想い

先にご説明したとおり、長谷川 純さんがもっとも大切にしているのは、人とのつながり。会社のあり方にもそれが色濃く出ていて、社員の人間としての成長にとても力を入れています。たとえば、積極的に新卒社員を採用し、長く一緒に働いていける人を育てたいと考えているそうです。新卒で入社すると、最初の3ヶ月間はプログラミングやマナー、一般常識などの研修をしっかりと行います。その後、最低でも9ヶ月はOJT。新入社員1人を先輩2人がサポートするという手厚い体制で、しっかりと実地経験をつませるそうです。新入社員に対しては、最初の数年間は家を借り上げてそこに住めるようにするなど、福利厚生もしっかり整っています。これはすべて、自身が会社の倒産を経験したときに、人の大切さを学んだことから。今後も新卒の採用を続け、会社を大きくしていきたいそうです。

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